電波時計について
電波時計とは?
正確な時刻情報をのせた標準電波を受信し自動的の表示時刻を
修正する時計です。
電波は日本全国に届いてはおりますが、ラジオや携帯電話のように
電波の届きにくい場所もあります。
使いかたは?
【アナログ3針電波時計の場合】
電池を正しくセットすると、秒針・時分針が動きだします。
その後12時の位置で一旦停止したまま。電波受信の準備状態になります。
約30分程で電波を受信しますので、そのままお待ちください。電波受信に成功すると、
再度針が早回りし現在時刻に修正されます。
時計が早回りしている状態、または、停止している間は、ボタン・スイッチ等の
操作は行なわないでください。
【デジタル時計の場合】
電池を正しくセットすると、機種により表示は異なりますが、画面上の電波マークが点滅します。
そのまま、約10~15分程お待ちください。電波受信が成功すると、時刻やカレンダーが
現在時刻に修正されます。
【電波を受信できなかった場合】
商品を電波受信しやすい場所(窓側など)へ設置しなおしてください。
一旦電池を外して、約5分程放電してください。
再度、電池をセットし、そのままで様子をみてください。
RECボタンやRESETボタンがある場合は、3秒以上押し続けて強制受信を行なってください。
何度か受信させてみたが、電波を受信できない場合は・・・
多くの電波が飛び交っている日中や、雨、曇りなど天候が悪い時は受信しにくい場合があります。
天気の良い日や(比較的受信しやすい)夜間に電池をセットしなおして、様子をみてください。
一時的な時刻情報の読み取りエラーの可能性があります。電池を一旦外して、約5分程放電させ、
再度電池をセットして様子をみてください。
標準電波について
日本標準時刻の時刻情報をのせた標準電波は独立行政法人の情報通信研究機構(NICT)
によって運営されています。受信範囲内でも地形や気象条件などによって受信できない場合が
あります。また、送信所の整備・点検により一時的に送信が中断する場合があります。
標準電波が受信可能な地域は条件によって異なりますが、送信所からおおむね1,000Km程度の
範囲です。受信可能範囲であっても、地域・地形・建物・天候・時間帯・設置場所などの影響によって
受信できない場合があります。ご使用の際は、できるだけ電波を受けやすい窓際などに置き、
電波ノイズの発生する場所は避けてください。また、以下のような場所では正確に受信できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・ビルの中・ビルの谷間・地下
・高圧線・テレビ塔・電車の架線の近く
・テレビ・冷蔵庫・エアコン・空気清浄機・パソコン・ファクシミリ等の家電製品やOA機器付近
・工事現場・空港近くや交通量の多い所など、電波障害の起きやすい所
・乗り物の中(自動車・電車・飛行機など)
・その他電波ノイズを発生させる物の付近
・スチール机等の金属製の家具の上や付近
※受信可能な地域以外でも条件によっては受信可能な場合があります。
標準電波についての詳しい情報は「情報通信機構」のホームページをご参照ください。
情報通信機構ホームページはこちら